二宮進先生が亡くなられて2年が経ちます。
先日、ある先輩が二宮先生の話をしていました。
二宮先生が朝から晩まで仕事をした後に、
いつも「今日もいい一日だったね!!」と笑顔でいわれる。
きっと、いい治療ができたこと。
いい笑顔が見れたことに感謝していたんじゃないかと思います。と。
そう思って先輩も、
毎日職場の神棚に、仕事終わりに感謝の挨拶をしています。と。
二宮先生の笑顔を感謝として捉えて、
今に活かしているのが素敵だなと思いました。
じゃあ私はどうだろうか。どう活かしているだろうか。
私が二宮先生と話をして喜んでくれる時は、
どこに行ってもよくならないと言われた方が、よくなった話の時が多かったと思います。
きっと、自分が研究を続けてきてことを惜しみなく教えたことで、
間接的に本当に困っている人の助けになれたのが、嬉しかったんだと思う。
本部講習で二宮先生が、
「電話が鳴って池田先生からの紹介というから、講師の池田さんだと思ったらダイゴ君だったよ!こないだ入ったばかりだと思ったら先生になって!」と学び始めて3年目の時に話をしてくれていたことがありました。
内心「 先生、ダイゴじゃなくてゴダイです 」と思ったけれど、成長を祝ってくれているようで嬉しかった。
どう活かしてるかを改めて考えると、思い当たることがあるけれど、
「 自分ができることで人に一番喜んでもらえることは整体 」というのが何より大きくて。
整体をして目の前の人が元気になって喜んでいるのを、
一緒に喜んでいる内に、
「 何をやってもダメだ。自分には何もない 」
そう思うことがいつの間にか無くなった。
だから整体をすることで人の助けになっていると同時に、
自分も助けていたなと思う。
ありがとう二宮先生。